洞爺湖町虻田地区の閑静な住宅街にある茶房「花の木」さん。
まさに、普通のお宅、という感じですよね〜
前からずっと気に入ってなっていたのですが、先日、ランチタイムに伺ってみました。
店内に入ると、どなたもいらっしゃいません。
しばらくして、厨房から60代後半の方かな〜と思しき、素敵なママさんが出ていらっしゃいました。
「営業中ですよね」と伺うと、「えいろうるうって何?」と聞かれたので(マスクもしているし、かなり活舌が悪かったのだと思います)、もう一度「営業中ですよねっ」と伺うと、「そうよ、カウンターに座って」と言われたので、広々としたカウンター席に座らせていただきました。
そして、勝手にいろいろ写真を撮るわけにはいかないので、「すみません。写真を撮ってもいいでしょうか?」と伺うと…
「えっ、写真?いいけど、私の写真だけは撮らないでね。見るに堪えないんだから〜」とおっしゃるので、
「そうですか〜 ママさんの写真が一番欲しかったんですけど、残念です」とお答えしたところ、
結構喜んでいただけたようです (^^)/
お飲み物のメニューはこんな感じ。
そしてお食事のメニューはこんな感じです。
和風ハンバーグ(ライス付600円)を注文させて頂きました。
早速、ママさんは厨房に戻って調理されます。
と、厨房の中から「野菜はお好き〜」という声が聞こえてきます。
なので、「はい、大好きで〜す」とお答えすると、中から、野菜をさくさく切る小気味良い音が響きわたってきます。
そして待つこと約10分、お料理が運ばれてきました。
それが、すっ、すごいのです!!
何がすごいのかというと、野菜(サラダ)の量がはんぱなく、大人3、4人が取り分けて食べられるくらいの量のサラダが大き目のお皿にどど〜んと盛り付けられていて、その中央にハンバーグが埋没しています。
巣ごもりサラダの超絶版、といった感じなのです。
「いや〜 これはすごいですねっ〜」と言って食べ始めたのですが、サラダには何の味もついていません。
そこで「すみません、ドレッシングはありますか?」とお尋ねしたところ、なんとなくいやいや風にドレッシングを出してくださいました。
そしてドレッシングをサラダにかけ始めたところ、
「ダメっ、ダメっ、そんなにかけちゃ、ハンバーグにしっかり味がついているんだから」とおっしゃるのです。
でも、ハンバーグのソースはそんなに量があるわけではないので、それで大量のサラダを食べようと思っても、まさに「焼け石に水」状態なのです。
困った、どうしよう。このまま味のない大量の野菜を食べ続けるのか…
と、半ばあきらめかけていたところ…
ママさんが何かを取りに厨房に戻っていらっしゃいました。
しめたっ、と思い、その間にドレッシングを思う存分サラダにかけさせていただきましたっ!! ほっ
そして、一心不乱にハンバーグ(というよりもサラダ)を食べ続けて、完食したあと、気が付きました。
し、しまった、写真を撮るのを忘れていた "(-""-)"
そして
「あっ、しまった。写真を撮るの忘れていた〜」思わず口にしてしまったところ…
「えっ、なに〜 それってサービスでもう一度作れっていうこと?」
と聞かれてしまったので、
「いえいえ、またハンバーグを食べにきます」とお応えいたしました (^^)/
食事の後には、何かドリンクが飲みたくたりますよね〜
そこで、も一度メニューを見て、
「すみません、カフェオレをお願いしま〜す」と注文したところ、
ママさんは「えっ、いいんですか〜」と、とっても嬉しそうなご様子なのです。
別に、食後のドリンクを注文しただけなのですが…
「いいんですよ〜」とお答えするのも変なので黙っておりましたが、なんか、夜のお店でドンペリを注文したときみたいな受け答えになっているのです。
カフェオレ、とっても美味しかったです!!
こんな、ランチタイムに夜のスナック風な雰囲気を満喫できる、喫茶「花の木」さんの大ファンになったしまいました。
また近々伺ってみようとおもいます (^^)/