2012年05月10日

支庁って何?

東京は便利な街です。
大島や三宅島など島の住民以外は、何か必要ならば都庁に行くのも
さほど不便な訳でもありません。ちょっと新宿まで、という感じです。

けれども北海道は広大です。
何か手続きが必要な時、ちょっと札幌まで、という訳にはいきません。

支庁(都道府県の出先機関)があるのは、何も北海道に限ったことではありま
せんが、北海道では支庁(というよりは、その名称とそれが表す地域・エリア)
が生活する上で、とっても重要な役割を担っています。
テレビ・ラジオの天気予報もほとんどこの支庁名で言われるので、覚えない訳に
はいきません。

北海道には14の支庁(行政改革・改悪により、現在は振興局といわれているよう
ですが…)があります。
道外人が聞いて、すぐイメージできる名称も多いですが、中には、これなんて読
むの? どこのこと? と??なものもあります。

◆ 名称と地域が大体わかるもの
石狩 留萌 宗谷 網走 根室 釧路 十勝 日高

◆ ちょっと?なもの
上川 空知 渡島 檜山

上川(かみかわ)は旭川や富良野のある地域、空知(そらち)は岩見沢を中心と
する地域です。

渡島は「としま」ではなく「おしま」です。渡島・檜山という風に、一緒に言われる
ことが多いです。渡島半島と言えばお分かりの通り、函館を中心とする半島一帯
の地域です。

◆ かなり?なもの
最後に、道民以外にはかなり難関なものを2つ。

先ずは「胆振」。私は自分が住んでいながら、しばらくこの漢字をなんと読むのか
分かりませんでした。正解は「いぶり」です。
苫小牧から室蘭、登別、洞爺湖といった地域の名称です。

そして「後志」。この漢字は最後まで読めませんでした。
ゴシ? アトシ? ノチシ? それとも北海道なだけに ウッシッシか?

正解は「しりべし」です。小樽やニセコといった地域の名称です。


posted by アキラ at 08:04| Comment(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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