洞爺湖温泉街の表通りから一本裏に入った通りの角に、幌加内そば工房「そば蔵」
(そばくら)があります。
蕎麦といえば信州、というイメージありますが(もっともその通りですが)、実は
道北の幌加内町は、そばの作付け面積、生産量ともに日本一、なのです!!
昭和45年、米の生産調整政策が長期化していく中で、幌加内町では基幹産業である
農業の中心を米からそばへと転換する決断がされました。
土地の気候が、そば栽培にうってつけだったからです。
そして、その後の地道な努力の成果で、今の地位を築き上げたのでした。
今や、道内では、そばと言えば幌加内、が常識とも言えるようです。
「そば蔵」の店内はお洒落で小綺麗。蕎麦屋というよりも、和風パブといった感じ
がします。
お店のキャッチフレーズが「手打ち蕎麦とこだわりの酒」なのですから、ごもっと
もかも知れません。
ただ、営業時間が11時から17時なので、基本的に夜は営業していません。
昼下がりのひと時に、美味しい日本酒をやりながら、これまた美味しいお蕎麦をい
ただきましょう、ということなのでしょうか?
なんとなく江戸っ子な感じですねえ。
ただ、私は昼にここでお酒を飲んでいる人を見かけたことがありません。
棚には吟醸辛口の日本酒がずらっと並んでいるのに、残念なことではあります。
今日の写真は、冷たい天ぷらそば(880円)です。
手打ちの野趣あふれるお蕎麦に、揚げたての天ぷらがのって、古代米のおにぎりまで
付いています。
観光地でランチタイムを楽しむには、うってつけのお店だと思います。
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ラベル:そば