2012年10月03日
湖畔の樹々
湖畔沿いの道路と湖の間に生えている木は、ずっと以前から生えている木で、洞
爺湖周辺の本来の生態系を知る上でとても大切だ、という話しを聞いたことがあ
ります。
平地の木々は、開拓のために切り倒され、また山の木も植林されているところも
多いのですが、湖岸の木々は手つかずのまま残っていることが多いようです。
「水の駅」のすぐ裏手にある巨大なポプラ、通称「いのちの樹」も、そんな貴重な
木々のひとつなのでしょう。
説明文には以下のように書いてありました。
「桟橋横にあるこのポプラの巨木は、湖畔周辺で最も背が高い目立つ木でしたの
で、定期船が通っていた当時、船長にとっては灯台のような役割を果たしていた
ということです。
樹齢120年余り、現存するポプラでは道内最高齢と推測され、幹の周囲が6.6mも
あるこの老木は、生命のエネルギーさえ感じさせてくれる、地域住民にとってのシ
ンボルでもあります」
湖岸を吹く風にさわさわと揺れるこの巨木を見ていると、とても清々しい気持ちにな
ります。
キャンプ場の周辺にも、太い幹の木々が並んでいます。
夏の間、湖畔を散策する人に、涼しい木陰を提供していました。
そして冬には、湖からの冷たい風を防いでくれます。
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