2012年11月25日
車も冬仕度
雪国では、冬は車の運転や整備が大変です。
東京にいた時、「雪国では冬はタイヤを冬用に交換する」くらいのことは知って
いましたが、他にもいろいろあったのですねえ。
先ずは、ワイパー。
ワイパーにも冬用があるのを、北海道に来て初めて知りました。
普通のワイパーだと、窓にこびりついた雪や氷に負けてしまいます。
冬期には、風雪に負けない、ごっつい冬用ワイパーが必需品です。
(私はこちらに来て、初めて自分でワイパーを交換しました)
そして、ウィンド・ウォッシャー液も、不凍液を使わないと致命的です!!
北海道に来て初めての冬、そんなこととはつゆ知らず、車を関東から持ってきた
ままの状態にしておいたら、冬場に凍りついてしまい、春が来て融けるまで、ずっ
とウォッシャー液を使うことができませんでした。
雪国において、ウィンド・ウォッシャー液の主な役割は、窓をきれいにする、とい
うことではなくて、「窓にこびりついた氷を融かす」ということにあります。
視界が悪いと、運転は非常に危険です。
その他、車用の除雪道具も充実しています。
スノーブラシは、なくてはならない冬用グッズのひとつです。
お出かけして、長時間車を駐車しておく時は、「スノーブラシを必ず車の外に出し
ておく」ことが大切です。
帰りに、雪だるま状態になった車を掘り起こすのに、車の中にブラシがあったので
は困るからです。
また、融雪剤(塩化カルシウム)で車がさびてぼろぼろにならないよう、車体の底部
を塗装することも必要です。
それをしないと、(ぱっと見には分かりませんが)車体の底がさびて、突然シャフトが
ボロッととれてしまったりします(怖い怖い…)。
また、ある日突然、自分の車が「ゾク車」になっていたりします。
マフラーがさび落ちて、ものすごい排気音が響きわたり、なんだなんだと思っている
と、あれっ自分の車だ〜と気がつきます。
雪国って、本当に大変ですねえ。
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