冬のキャンプ場は、だれも足を踏み入れることがなく、ひっそりと静まりかえっ
ています。
写真は仲洞爺キャンプ場の朝の風景。
木立の向こうに中島が見えます。
山の向こう側から朝日がのぼってきます。
陽の光が湖面にきらめき、純白の雪がまぶしく輝いています。
洞爺湖は真冬でも凍ることのない不凍湖。
湖にそそぐ川のせせらぎの音が、身を切るような空気の中にひびいています。
雪の下では、小さな命たちが、ひっそりと息をひそめています。
冬が終わり、春が訪れると、かたくりやエゾエンゴサク、そして行者にんにくなど
がいっせいに芽を出して、この辺りの地面を彩るでしょう。
でも、まだまだ、冬は始まったばかりです。
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