2013年01月28日

カツゲンとガラナ

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北海道では、どこのスーパーやコンビニに行っても「ソフトカツゲン」と「ガラナ」
の姿を見かけることができます。

それだけ道民にとっては子供のころから馴染みのある飲料で、両者が全国的に販
売されている、と勘違いされている方も多い、と一説にはささやかれています。


いえいえ、ソフトカツゲンとガラナをこれほどまで、日常的かつ容易に入手できるの
は、日本広しといえども、ここ北海道だけです!!


ソフトカツゲンは、一言で言うなら乳酸菌飲料です。

味はヤクルトに似ていますが、ヤクルトよりも酸味が強くて味が濃く、少しくせがあ
るように思います。

とても体によい感じがします。

カツゲンのルーツは、「昭和初期、雪印乳業の前身である北海道製酪販売組合連合
会が、当時中国に駐屯していた陸軍から飲料水の代わりとして栄養のある飲み物を
要求されたのが始まり」ということです。

やはり栄養満点な飲み物なのです。


本州では、受験や試合の時などカツ丼を食べてゲンを担ぎますが、北海道では、こ
のソフトカツゲンを飲む、という言い伝えを聞いたことがあります。



一方の「ガラナ」ですが、これもまた、道内で非常に根強い人気を誇るコーラのよう
な炭酸飲料です。

味はコーラよりも少しマイルドで、私には少し酸っぱ味があるように感じられます。

ガラナとは、ブラジルアマゾン川のごく一部の流域でのみ採れる木の実。
昔からブラジルの原住民には、不老不死の薬として珍重されていた、とのこと。

非常に貴重で、かつ御利益のある飲み物なのです。


ガラナ飲料が誕生したのは、昭和33年。
当時、何年後かに日本に上陸必至のコカ・コーラに対抗するため開発された、という
ことのようです。

けれども、時すでに遅し、本州ではコカ・コーラ旋風が巻き起こり、ガラナは次第に力
を失っていきました。

ただ、北海道は、コカ・コーラ上陸が本州よりも3年遅かったため、その間に人々の間
にしっかり根付くことができたそうです。

めでたし、めでたし!!


これからも、ソフトカツゲンとガラナは、道民に愛され続けていくことでしょう。



130128ガラナ.JPG

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posted by アキラ at 04:19| Comment(2) | 食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
当然の様に、私もこの両者は大好きです♪
もちろん息子達も・・・・
2人共、横浜育ちなんですがDNAのなせるワザでしょうかね(笑)
Posted by hinnga at 2013年01月28日 19:24
hinngaさん こんにちは。
いつもコメントをいただき、ありがとうございます。

ところで、セブン・カフェって御存じですか?
セブンイレブンの店頭で、挽きたていれたての
美味しいコーヒーが飲めるシステムです。

昨日ネット記事で読んだのですが、
これは今、北海道と鹿児島で実験中なのだそうです。
てっきり全国的にあるのかと思ってました。

100円で本格的コーヒーが楽しめますので、
横浜にもできたら、ぜひお試しください( ^^) _旦~~
Posted by アキラ at 2013年01月29日 05:56
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