昨日(2013年3月10日)、東京では気温が25度を超えて夏日となっていたようです
が、北海道は暴風雪でした。
いや〜、日本は広いですねえ。
洞爺湖町では、高台地区の国道230号線が、吹雪のため通行止めとなっていました。
高台(や海沿い)では、強風の時、地表の雪が巻き上げられて地吹雪となり、視界
ゼロとなって大変危険です。
私も2週間ほど前、留寿都近辺を車で走っている時急に風雪が強くなり、久しぶりに
こわい思いをしました。
雪は、本当にあっという間に積ります!!
2車線の道の両側が雪で埋もれて1車線となってしまい、道の端を示す標識も吹雪
でかすみ、道が右方向に曲がるのか、左に曲がっていくのかもおぼろげです。
「こんな時対向車が来たら大変だなあ」と思いながら走っていると、いきなり吹き溜
まりの雪山に突っ込んで視界ゼロ。
ここで止まると完全に埋もれるので、気合いで脱出しました。
北海道では、時に、通勤するのも命がけ、買い物に行くのいも命がけ、だったりし
ます。東京にいた時は、この感覚は分かりませんでした。
外出するだけで命を落とす、ということはありませんでしたから…。
さて、洞爺村も雪解けが進んで大分ぐちゃぐちゃになっていましたが、昨日の雪で
またきれいな白い世界にもどりました。
昨夜、そして今日の早朝、除雪作業をきっちりやって頂いたおかげで、道はとても
走りやすい状態になっています(作業員のみなさま、ありがとうございます)。
そしてあちこちで、人の背丈の2倍以上はある、除雪の雪山がそびえています。
それにしても、電柱すれすれまで雪を削りとっていくこのテクニックを見ると、やは
り洞爺村の土建屋さんの技術力の高さが分かります。すばらしい〜
もうすぐ春。
暴風雪は非常にはた迷惑ですが、この美しい雪景色が見れるのもあとわずかかと
思うと、ちょっとさびしい気もいたします。

人気ブログランキングへの応援クリックをお願いします
