最近、夜はYouTubeでキャンディーズの歌を聴きながら過ごすことが多いです。何気なく一度聴いたら、なんだか毎日聴きたくなってしまいました。
思うに、あの頃は作詞家も作曲家もそして歌手も、みなその道の「プロ」でしたねえ。今ではなんだかみな素人にちょっと毛が生えた程度のレベルになってしまったような気がします。
キャンディーズも3人それぞれ歌が上手いし、きっちりハモっているし、振り付けも実にかっこいいです。どの歌を聴いても、曲つくり自体しっかりしていて風化しません。
そんな映像を日々見ていたら、蘭ちゃんの演技が見たくなりました。「風のガーデン」は北海道富良野を舞台にしたドラマで、7年ほど前に流行っていましたが、まだ見たことがなかったのでこれまたYouTubeで見てみました。
筋書自体は、女癖の悪い医者（中井喜一）があちこちで女をつくって家族に迷惑をかけ、奥さんも自殺してしまったという、ちょっとなんだかなあというものですが、さすが倉本聰だけあって、随所に惹きつけられる部分があります。
ちなみに蘭ちゃんは大病院のベテラン看護師で、主人公の医師白鳥貞美の不倫相手という設定です。
彼はまた、20歳くらい年下の売れない歌手（平原綾香）とも付き合っているのですが、札幌で学会があったとき、ふたりがこっそりデートしていたのが、ここ洞爺湖財田湖畔のバードウオッチング小屋付近でした。
美しい洞爺湖の夕景のなか、ふたりがこの桟橋（？）の手すりにもたれて、微笑みあっているシーンが、洞爺に住むものにとっては印象的でした。
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