冬季五輪カー娘さんたちの「そだねー」のお蔭で、最近、北海道弁が注目されるようになりました。
関東地方の出身者が、関西や九州など西の方に移住した場合、イントネーションや語彙など言葉の面で苦労することがあるかも知れませんが、北海道は基本そんなに変わらないので、日常生活で会話の意味が分からないということはほとんどありません。
ただ、ときどき「あれっ」と思うこともあります。
写真は「10分の身だしなみ」で有名なQBハウスの北海道バージョンBBハウスの店内掲示です(店内写真撮影禁止ということですが、この部分だけなら勘弁してくださるのでは…)。
ぱっと見て、何か非常な違和感を感じ、最初その違和感がどこから来ているのか分からなかったのですが、そうだ「り」が「し」になっていると気づきました。
お店の人に「字が間違っていますよ」と言いそうになりましたが、「もしかしてこれは北海道弁では?」と思い、帰宅後調べてみると、やはりそうでした。これは初めて知ったな〜
日常生活の中で一番よく使う北海道弁は「ごみを投げる」でしょうか。
「投げる」というと、何だかその辺に不法投棄するようなニュアンスに感じられますが、もちろん違います。きちんと指定の有料袋に入れてゴミステーションに持って行きます。
北海道はだだっ広いところが多いので、昔はその辺に投げる場所がたくさんあったのでしょうか?
あと、冬場は「手袋を履く」も結構使います。
北海道はおおらかなところなので、靴も靴下も手袋も、みんなおんなじになってしまうのです。
あと、これは北海道弁という訳ではないのですが、こちらで生活を始めて、最初強烈な違和感を感じたのが「丁寧に話すと過去形になってしまう」ということです。
例えば、電話が鳴っているので受話器をとって「はいトウヤです」と言うと、相手の方は「鈴木でした」などとおっしゃるのです。いきなり会話が終わってしまいそうです。
また、インターフォンが鳴ったのででると、玄関先で「宅急便でした〜」などとおっしゃるのです。荷物を受け取らずに終わってしまいそうです。
その他「いずい」「はんかくさい」などオリジナルな北海道弁もときどき耳にしますが、ニュアンスがよく分からず、またどうやら否定的な言葉のようなので、自分では使わないようにしています。
なまら興味深いっしょ!!
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生粋の道産子としては「え?『よしかからないでください』のどこが変なの?」でした。
むしろ『寄りかかる』に違和感を覚えますね〜(笑)
語尾を過去形にしてしまうのは確かにありがち。
心の中で『ここは現在形で言わなければ!』と思っていてもついつい過去形にしてしまう…。
「いずい」は他の言葉じゃ伝えられないな〜。
いずいとしか言いようがない微妙な感覚なんだもん。
また面白い発見や気づきを教えてくださいね!
いつも拙ブログをご覧いただきありがとうございます(^^)/
「よしかかる」は「寄りかかる」と「押し倒す」が一緒になったようなニュアンスで、結構強めにもたれる感があるのでしょうか?
話しは変わりますが、道端で子供たちが「ぼっこ、ぼっこ」と叫んでいるので、なに、誰かをいじめているのかと思ったら「棒切れ」のことだったりします。
まだまだ北海道弁に不慣れでございます('_')